イラスト・詩の創作サイト、of Star

poem

個と個

夜に零した愚痴を
アルコールで流して
わざわざ朝を汚していく君と
並んで見上げる空の前では
ただ一つの個

朝に浅く
浮いてはまた
夜に深く
溺れて また

繰り返す
繰り返す

きっといつまでも続けばいい
月と地球のバランスみたいに
ぶつかることなく一定のリズムで
君と並んでいれたらいい

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